すみっこ(ウクライナ)で見た、聞いた、考えた

外国で生きること

「ウクライナで考えたっていうのに、ひとつもウクライナのことが取り上げられてないじゃない」と訊かれるかもしれない。でもね、外国で暮らすということは、己の中のナショナリティ(ナショナリズムではない。履き違えいている人もいるが)に気がつき、内向するということであり、何処で何があったという表面的な事象とはほとんど関係がないの。

だからぼくは常に言う「旅行するなら日本国内がいいよね」って。外国は住むところであって、旅行などで満足感以外何も得るものなどない。だったら日本国内の温泉めぐりがはるかにマシ。
そうでなければ、まったく異質な物珍しさと割り切って見るだけである。だから、そういう旅行は名所だけで十分(旅行中の人との出会い云々とか聞くと馬鹿かと思う。日本人宿に多いんですよ、この手の自慢話したがる人)。むしろそういうの(ゴシック建築教会巡りの旅とか)は大いにしてみたい。


外国で暮らしている人間には二種類ある。ひとつは海外赴任の会社員その他(まあ、留学生も含めていい)。あとはすべてチンピラ、ヤクザの類。つまり、日本国内でまともに社会適応できない山師が海外に漂流しているだけ。言い切っていい。この大半は現地の言葉をまともにしゃべることが出来ないのは当たり前で、そもそも日本語があやしい。

日本語が通じない。ここでいう日本語というのは「歴史を縦軸に、社会慣習を横軸にもつ日本文化に基づいた言語」ということである。日本社会に適応できないのだから当然この意味での共通事項としての日本語が出来るはずがない。

だからチンピラの自分、チンピラでしかない自分は、今出来ること「外国語を習得すること」「『日本語』を磨くこと」に全力を尽くす訳である。そういうことに気をつけて地道に生きて行こうという素晴らしい人たちにも会いました。でも少ないです。

「本当の生活が見たいんですよ」って言うトラベラー多いけど、ぼくはもう本当の生活見すぎてうんざりだからこれからは美しいものだけを見たいな、って切に思う。それに「本当の生活」なんて日本にあるじゃない。
目の前の寝たきりのじいちゃんばあちゃんほったらかして、どっか別のところにある本当の生活見たいってのは本末転倒じゃあないかね。それに横軸を広げていった先にあるアントロポロジカルな「生活」なんてテレビであふれてる。そういうところに自分を割り込ませなきゃ我慢できないわけ?

結局あくまで関わることには絶対拒否という態度がこうした「見る」にはあるとしか思えない。だからぼくはもう「見」たくなどないし、下らないものに関わりたくもない。ということは、人が用意した既存のものに乗っかってちゃ駄目ってこと。自分で作り出すもの以外に本物なんてありゃしない。


すみっこ(ウクライナ)で見た、聞いた、考えた
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by exist2ok | 2005-08-31 20:39 | 雑感
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メキシコ、N.Y. L.A.そして現在はウクライナのハリコフ市に住むおがわがお伝えします。コメント・TB大歓迎です。どんどん絡んでくださいね。
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