すみっこ(ウクライナ)で見た、聞いた、考えた

一時的に自宅で休養中

英語でエドマンド・バークの「フランス革命の省察」がよみたくなり、キエフの本屋をいくつか回ったが見つからなかった。かわりにクラウゼヴィッツの「戦争論」を購入。内容の難解さに比べて、英訳は意味を尊重した意訳に近いものとのことで、言葉として理解不能な部分はあまりない。まあ、たいしたことのない自分の英語力で読むんだから誤読ばかりかもしれないが、あくまでも楽しみのために読むんだからこれでいいと思ってる。
こうして外国語書籍に毎日触れていると、読解ではなんだかんだ言って英語が一番わかるのである。スペイン語は話せるが語彙力はそれほどないし、自分のメインになるはずのロシヤ語はすべての面においてまだまだ未熟(村上春樹「ノルウェーの森」の訳を読んでいる最中だが)。ということで、継続的には一度もまじめに勉強したことのない英語が、意味だけはすらすら入ってくるんだから、中学からはじめて(させられて)から早や20年近くの蓄積というのは大きい、と改めて思った次第(20年でそれだけかよ、という話はとりあえず横に置いといて)。

「戦争論」は全訳ではないがおよそ400頁。いつ終わるのだか見当もつかない。確かに内容の軽い短編物を選べば楽しみながら訓練にもなると思う。その点では、ドイルやクリスティーなどの推理モノは最適だろうが、いかんせん肌に合わない。京極夏彦の京極堂シリーズで勉強になる探偵モノもあるということを知ったが、基本的に推理小説はテレビゲームとおなじ次元の暇(時間)つぶしの娯楽だと思う。テレビゲームというのは、もちろん子供の時にはずいぶんお世話になったしいまでもバイオハザードやホラー推理ゲーム、コーエーの歴史シュミレーションは好きだけど、やり終えたあとの無意味感がなんともやりきれないので今では一年に数日間くらいしかしない。それに従事した時間丸ごとただのウンコ製造機になるわけなので、、、。何一つ得るところがない。いやー、日本にはこういうことだけで人生を浪費している人間が何万もいると思うと怖いですね。マトリックスの保育器を思い出す。
でも、翻って言えば純粋の娯楽だけを求めるためには自分は欲が深すぎるのかもしれない。推理小説読者やテレビゲーマーのように与えられる快楽を次々消費することだけで満足できる無害で優しい人間になりたいと願う今日この頃。


すみっこ(ウクライナ)で見た、聞いた、考えた
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by exist2ok | 2005-08-07 21:02 | 読書
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メキシコ、N.Y. L.A.そして現在はウクライナのハリコフ市に住むおがわがお伝えします。コメント・TB大歓迎です。どんどん絡んでくださいね。
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